父親が知っておくべきベビーサインの基本。効果とメリット、ベビーサインはうちの子に必要か?

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最近、よく聞くキーワードの一つに「ベビーサイン」というものがある。

まだろくに言葉も話せない赤ちゃんや幼児とコミュニケーションをとる方法だという。

日々仕事に夢中で子育てに思ったほど時間を割けず、子供が心を開いてくれない場合もある父親にとって「面白いではないか!」的なものだと思ったわたしはベビーサインについて早速調べてみた。

ベビーサインとはどのようなものか?効果は?うちの子にも効果があるのか?また必要なのだろうか?

 

ベビーサインとは?

ベビーサインとは、話ができない赤ちゃんと身振り手振りで話す方法で、カリフォルニア大学デービス校のリンダ・アクレドロ教授とカリフォルニア州立大学スタニスラウス校のスーザン・グッドウィン教授が提案したものだ。

とくに決まったサインというものはなく(共通サインが決まっているわけではないが、いろいろな本には、こうしたらよいといったサイン例が記載されている)、話すときに決まったサインで手を動かし、それを赤ちゃんが覚え、それを親子のコミュニケーションに使うというもので、赤ちゃんとの親子間手話だ。

ベビーサインのメリットは?

ベビーサインのメリットは以下の2つだろう。

1.赤ちゃんの知能の発達を使用しない場合よりもより促す

提唱者などのいろいろな実験において、ベビーサインを使用した赤ちゃんの知能の発達(使用しない場合よりも)が確認されているそうである。
この発達は、赤ちゃんの時期のみならず8歳程度の児童になっても継続しているそうで、知能の発達を促す上で有効だ。

しかし、知能の発達というのはベビーサインの真の目的ではない。
ベビーサインの真の目的というのは、次のものだ。

2.親と子の関係を深くする

言葉を話せない赤ちゃんや幼児であっても、ちゃんと頭の中ではいろいろなことが考えられており、その中には親に伝えたいことというのももちろんある。
そういった伝えたいことを子どもが親にスムーズに伝えるのが、ベビーサインだ。

ベビーサインを使用しない場合と比べて、子どもは伝わらないという欲求不満を感じることが減りストレスが減るだけではなく、親子間のコミュニケーションをより深くすることができる。

「言葉はしゃべれないけど、このサインをするとお父さんはわかってくれる。」
そんな関係を乳児期・幼児期の子どもと築くために役立つのがベビーサインであり、これが真の目的だ。

うちの子にもベビーサインは必要?

私は、父親としてベビーサインはありだと思う。必要だと思う。

日々仕事で家にいないとやはり子どもとの距離を感じることも多い。
母親にはベッタリなのに父親には近づかない。
そんなときは、子どものために毎日がんばっている父親にとしては、結構ショックなことだろう。

そういったとき、ベビーサインを活用して少しでも子どもと深いコミュニケーションがとれればまた、違ったより良い親子関係が築けるかもしれないと思う。

うちの子は、まだ10ヶ月でベビーサインを覚えるのはこれからだが、チャレンジしてみたい。




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