サイトマップ(記事一覧)はこちら
この記事の内容
子どもの勉強にはボールペンよりも万年筆を勧めたい
最近ではボールペンを使用した勉強法(ボールペン勉強法)が人気だ。
ボールペンを使用した勉強法には、以下のような多くのメリットがある。
ボールペン勉強法のメリット
- 消しゴムを使わなくなる(二重線などで消す)ため手間がかからない。
- 消しゴムのカスで机の周りを汚さない、消しゴムを使えなくなるので丁寧に文字を書くように意識できる。
- 筆圧が鉛筆などと比べて軽く済むので手が疲れない。
- インクのなくなったカートリッジなどを眺めると達成感を味わうことができる。
しかし、私は、ボールペン勉強法よりも、むしろ万年筆での勉強法を進めている。その理由は以下のようなものがあるからだ。
ボールペンよりも万年筆勉強法を勧める理由
理由1 ボールペンよりもさらに筆圧を軽くして書くことができるので書いている手がさらに疲れない
自分も日々感じることであるが、大量に文字を手書きすることの多い身分として、ボールペンを使用すると手が疲れるということがある。
もちろん、鉛筆やシャープペンシルに比べればボールペンは楽だが、万年筆に比べるとボールペンはやはり手が疲れる。
より軽い力で文字が書ける万年筆は、その疲れにくさという点で、ボールペンよりも優れているだろう。
理由2 カートリッジではなくびん型のインクとコンバーターを使用することでインク代が安くなる
万年筆というとカートリッジタイプをイメージする場合もあるだろうし、その場合、インク代が少々高くなるというデメリットもある。
しかし、カートリッジではなくびん型のインクをコンバーターなどを介して使用することでインク代も安く済む。
単純なボールペンとのコスト比較は難しいが、コストは、1本100円程度のボールペンと比べても極端に高くなることはないだろう。
また、カートリッジを使わずコンバーターなどを使用する場合は、使い終わったカートリッジを保存できず、達成感を味わうことができないというデメリットがあるかもしれない。
しかし、使用済みのインク瓶をきれいに洗って飾っておくことで、同じ効果を得られるし、カートリッジよりもインク瓶の方が美しくおしゃれだ。
理由3 ボールペンよりも乾きが速く油性のボールペンのように手を汚さない
万年筆勉強法のメリットの1つとして、万年筆インクの方が一般的なボールペンの油性インクと比較して乾きが早く、手を汚さないというメリットがある。
大量に文字を書くことが必要な勉強においては鉛筆の場合もそうだが、手のひらが真っ黒になりがちだ。
しかし、インクの乾きが早い万年筆の場合、手も汚れにくい。
理由4 インクの色や濃淡のグラデーションが美しく勉強やノートを見返すことが楽しくなる
ボールペンと比較しても、万年筆のインクは美しい。
グラデーションの濃淡が出るのも美しいし、インクの色も、青や黒を中心にとても美しい色が多いし、インクの名前やボトルまでこだわられていて美しい。
このようなよいものを使っていると、使っているだけで、勉強は楽しくなってくるし、ノートを見返したくもなるだろう。
これについては全ての人には当てはまらないのかもしれないが、多くの人が同じで、万年筆にはまっていくのだろうと思う。
小さいうちから万年筆を触らせる
具体的な年齢は人それぞれであるが、ものをある程度大切にできる年齢ぐらいから万年筆を使わせてみるというのが1つの手だろう。
そんな高価な筆記具を渡してしまって壊さないか心配ということもあるかもしれないが、その場合は、ドイツ製の万年筆LAMY(ラミー)を使用するとよいだろう。
実売で2,000円程度から購入できる安い万年筆であるが、ドイツ製のしっかりとした万年筆で、しっかりと書けてコストパフォーマンスが高く、日本のみならず世界中でファンの多い万年筆だ。
カラーバリエーションも多く、例えばLAMYの定番のSafari (サファリ)の場合、黒やスケルトン、黄色など、あらゆる色があり、子どもと一緒に選ぶのも楽しいだろう。
また、にぎる部分が三角形近い形になっており、正しい持ち方でペンをにぎることができるというメリットもあり、小さい子どもにはよいことだ。
サイトマップ(記事一覧)はこちら
Amazonで「子育て」関連について調べる