テレビやDVDを子どもの教材にしてしまう3つの工夫 子どもにテレビやDVDを見せっぱなしにさせないために

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ただの娯楽に過ぎないテレビとDVD、それをどうやって子どもの脳の発育につなげられるか?

子どもは、テレビやDVDを見るのが大好きだ。(大人もだが…)放っておくと漫然とテレビやDVDを見続けてしまう。

もちろん、テレビやDVDはただ子どもにぼーっと見せているだけでは、子どもの頭を働かせず無意味であるばかりか、目が悪くなってしまうというようなほかのデメリットもあるだろう。

どうしても子どもが見たい場合や、親が何らかの作業をしていてテレビやDVDなどを見せて静かにさせておかなければならないことがあるのも確かだ。

しかし、そのようなテレビやDVDをみせる場面で、どのようにすれば子どもの勉強や脳の発達につなげられるのだろうか?

方法について考えてみよう。

テレビやDVDをぼーっと見せるのではなく、何かを考えさせながら見せるために大事なこと

子どもにテレビを見せるにあたって大切なことは、なるべく短い時間で、見せっぱなしにせず、かつ、見ている間に何かを考えさせながらテレビやDVDを見させることだろう。

そのためにはテレビやDVDは1番組ごとにちゃんと止め、その後に親子で何らかのアクティビティーを行うことだ。

子どもにテレビやDVDを見せっぱなしにしないために、以下のような工夫(行動)などがあるだろう。

子どもをテレビやDVDを見せっぱなしにさせないための工夫(行動)

工夫(行動)1 内容に関するクイズを出す

1つめの工夫(行動)は、見ているテレビやDVDの内容について、視聴後にクイズを出すことだろう。

例えば、漫画であれば登場人物や出来事などのクイズだ。子どもが喜ぶクイズであれば何でもよい。

また、歌の番組であればその歌をクイズにして歌わせてもよいだろう。テレビやDVDを見る前に「終わったらクイズを出すからしっかり見てね!」と子どもにあらかじめ伝えた後でテレビやDVDを見せる。

それが終わったらいったんテレビの画面を消し、クイズを親から出題する。何問答えられるかのゲームなどにしてゲーム形式にするとより子どもはのってくるだろう。

これをやることで子どもたちはクイズに望もうと集中して考えながらテレビを見るようになるだろう。

工夫(行動)2 テレビやDVDが終わったらストーリーや内容を子どもに説明させる

2つめの工夫(行動)は、1つめに近いものだが、少し発展させたものだ。

それは、テレビやDVDが終わったら、子どもにストーリーを話させることだ。

テレビやDVDを見る前に「終わったら内容について教えてね。」と言ってから映像を見せる。クイズと同様に一通り見終わったら、ストーリーや内容について子どもに説明させる。

例えば、どういうストーリーだったか?どこが面白かったか?などについて説明させるよいだろう。

それについてしっかり親はきいてやり、説明の内容に応じて褒めてやると大いに子どものモチベーションアップにもつながるはずだ。

工夫(行動)3 テレビやDVDが見終わったら内容についてお絵かきさせる

1つめと2つめの工夫(行動)は主に左脳を使うようなものであったが、3つめの工夫(行動)は、主に右脳を使うようなものだ。

それはテレビやDVDが終わったら、好きな場面について絵を描かせるのだ。

テレビやDVDを見せる前に「見た内容を終わったらお絵かきして教えてね!」と事前に言っておく。テレビが終わったら見た内容についてお絵かきをさせるのだ。

もちろん録画したテレビの画面を止めて、それを参考にして描かせてもよい。見たものから自由な発想で絵を描かせるのもよいだろう。

親の工夫が子どもの成長を促す

子どもがテレビやDVDを見ているときにできる工夫について上記のように考えてみた。何気ない親の工夫こそが子どもを大きく伸ばす可能性があることを感じるだろう。

子どもに漫然とテレビを見せることは何の発育にもつながらないばかりか害も大きい。しかし、親が工夫するだけでテレビも1つの教材になり、子どもの成長のために使えるものとなるのだ。




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