2歳から3歳の子どもをクリエイティブな人間に育てるための遊びを考える

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子供にはクリエイティブな大人に育って欲しい

私も含め、クリエイティブでない人間にとって、子どもをクリエイティブな人間に育てたいと思うこともあると思う。

これからの世の中、機械やコンピューターでできることは、どんどんと機械やコンピューターに置き換えられて、仕事はなくなっていくだろう。

また、マニュアルで書けるような誰でもできる仕事は、いつでもなくなる(失業する)可能性の高い仕事である。

そうならないためには、その人でないといけないようなクリエイティブな仕事ができるかどうかにかかっているだろう。

佐藤可士和をはじめ、数々のクリエイティブな人が注目を浴びているが、そういった芸術や広告、音楽、美術などそういった分野だけでなく、どこでもクリエイティブな才能と言うのは必要なことだ。たとえ、事務の仕事をする人でもだ。

いろいろなことがわかり始めた2歳から3歳の子どもをクリエイティブな子どもにするために父親にできる遊びについて考えてみよう。

子どもを外に連れ出しクリエイティブな作品づくりのネタを仕入れる

まず最初に父親にできる事は、子どもを外に連れ出す事だ。

2歳ぐらいになってくると、外の世界を認識することが出来るし、好き嫌いを始めとしたいろいろな反応を返すことができるだろう。

家の近所の範囲であれば、母親が常日頃子どもを連れ出しているので、それを少し超える範囲がオススメだ。

車でしか行けないところや電車で数駅離れたところ、バスでしか行けないところなど通常の行動範囲ではいけない、見られないところに連れ出し、広く社会を見せてやるとよい。

これも子供をクリエイティブにするための勉強だ。

電車やバスが好きな子はそれらを見せても良いし、動物園や博物館にいくのもよいだろう。または、遠くの公園に行っても良い。

とにかく、広くをみせてやり、父親は子どもが何に興味を持っているか、注意深く観察することが重要だ。

子供が興味を持ったものを写真や動画に残しておく

その外出の中で子どもが興味を示しているものがあれば、その対象物をスマホなどのカメラで写真や動画で残しておくとよい。

この画像や動画をもとに家に帰ったら、絵やちぎり絵、塗り絵、粘土などの作品作りを行うからだ。

撮り貯めた対象物の中で1番興味を示したものを対象に作品作りをした方が子どもも熱心に取りかかれるだろう。

作品を作る1 絵を描く

ここからがクリエイティブさを育てるために行うトレーニングだ。1つ目は絵を描くことだ。

絵を描くネタは、お出かけの中で仕入れた1番興味を持ったこととする。クレヨンやペンを父と子で一緒に準備し、椅子に座る。そして、クレヨンやペンの持ち方をしっかり教えながら父親がお手本として、そのものを描いてみせる。

そうすると多くの場合、子供もそれを描こうとするだろう。

お絵かきは、頭の中でイメージしながら書くことでイメージ力が鍛えられるトレーニングだ。

いろいろな色を活用することで色彩の感覚も磨かれる。クレヨン等をしっかり握って描くことで、描くことの全体的なトレーニングにもなるだろう。

はじめからクレヨンなどで描くだけではなく、ペンなどで輪郭を作成してから、クレヨンで色を塗ったり、鉛筆の絵にしたりなど、描く道具や素材を工夫してみるのも良いアイデアだ。

作品を作る2 ちぎり絵を作る

毎回絵を描くことも良いが、絵を描くこと以外にもちぎり絵を作成するという方法もある。

作る対象の色の色紙を数枚用意し、まず父親が、ベンや鉛筆で写真を見ながら下絵を書いてやる。そして、色紙を子供に小さくちぎらせる。

そのちぎった紙を子どもにのりで貼らせるとちぎり絵の完成だ。

ここでは、子供に紙をちぎらせたり、のりで貼らせたりすることで手先の器用さを身につけることができる。

もちろん対象物をイメージしながら作成するのでイメージ力も身につくだろう。

作品を作る3 粘土で作る

絵ではなく、ねん土で立体的につくることもオススメだ。

ねんどは、口に入っても問題になりにくい小麦粘土などを使うよいだろう。対象物の写真を見ながら父子で一緒に粘土をこねて形を作っていく。

ここからが絵よりも良いところなのだが、完成したら、その粘土を使って遊ぶ。

粘土で作ること、それを使って遊ぶこと、ともにイメージ力を高めるため、この粘土遊びも大変におすすめだ。

作品を作る4 積み木・ブロックで作る

上記粘土の他に、積み木やブロックで作るという方法もある。

対象物をイメージして、それを考えながら作るのは同じで、粘土と同じく手先を使うため、それを鍛えられ、同時に器用にすることができるだろう。

写真に撮り記録を残す

作品が完成したならば、絵などであればタイトルなどを父親が記入してやり、その後、写真を撮っておく。

もちろん良い記念になるが、それだけが目的ではない。

毎回、それを繰り返していくことで、子どもの上達の度合いが、はっきりとわかるだろう。時には過去に書いたものを子どもと一緒に見直し、上達を褒めてあげると良いだろう。

子供としてもモチベーションをあげることにつながるだろう。

楽しい遊びでいかにイメージ力や手先の器用さを鍛えられるかがポイント

上記で紹介した作品作りは、どれもイメージ力や手先の器用さは高めるための遊びだ。

クリエイティブな子どもを育てるために、 2歳から3歳の子供では上記のような遊びが有効だ。

ポイントは上記の遊びをいかに楽しんで行えるかで、ハマればハマるほど学習効果が期待できるはずだ。




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