子ども(1歳)の高熱にはどう対処すべきか?高熱への対処方法と注意することをまとめてみた。

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大人の高熱と子どもの高熱 対処方法は違う?

うちの子どもも1歳を超えて保育園に入園するまでは熱1つ出さない元気な子どもだったが、保育園に入園した瞬間風邪をひいたり熱を出したりよく病気をするようになった。

びっくりしたのは40℃を超える高熱だった。大人だったら未体験なレベルの体温だ。

こんなときパパ(父親)としてはとても子どものことが心配だ。
これは医者であっても、子どものいない医者にはわからない感覚だと思う。

結果、うちの子どもは、病院につれていくと喉(のど)の扁桃腺(へんとうせん)がはれたことによる高熱だった。

40℃というのはうちの子のような1歳数ヵ月の子どもではよくあることらしい。(ただし、0~2ヵ月、または0~5ヵ月の赤ちゃん(乳幼児)の場合は、すぐに医師のもとで診察を受けるべきだ。)

もちろん要注意の温度であることは間違えないので、実際に下に注意することをまとめてみたいと思う。

※以下には一般的な子どもの発熱への対処方法をまとめていますが、正確性を保証するものではありません。不明なことや不安なことが少しでもあるような場合は、医師や看護士などの専門家に必ず確認を行うようご注意ください。

子ども(1歳)の高熱への対処法と注意すべきこと

1.まず大切なことは子どもをよく観察すること

まずは、子どもの様子を慎重に確認しよう。

  • ぐったりしてないか?
  • 顔が青ざめてないか?
  • 呼吸が苦しそうじゃないか?
  • 頭やおなか、耳などを痛がっていないか?
  • 水分を飲みたがらないか?
  • 機嫌が悪くないか?

これらに該当して少しでもおかしいと思った場合は、休日や夜間であっても診察を受けたほうが良いだろう。

しかし、

  • ちゃんと眠っている
  • 元気で動き回っている
  • 食欲がしっかりとある
  • 水分をちゃんととっている
  • 熱は高いのに機嫌が悪くない

ようであれば、ひとまずは要注意だが家で様子見で、状況に応じて日中病院へいくと良いだろう。

うちの子どもの場合は扁桃腺(へんとうせん)で、高熱のため機嫌が悪かった。上記の機嫌が悪いことはなかなか判断が難しいと思う。

うちの子どもは原因はわかっていたが、高熱の原因がわからない場合も要注意だ。

2.脱水症状には最も気をつける

そんな中でも一番気をつけるべきは脱水症状だ。

おしっこの量や汗のかき方、水分の摂取量を気をつける必要がある。

いっぺんに大量に摂取するよりかは30分または1時間ごとぐらいでこまめに水分をとるのが理想だ。

長時間眠っている場合も、場合によっては起こして水分を与える必要もあるかもしれない。

3.乳児や幼児は体温調節機能が未発達のため、厚着や部屋の温めすぎは防ぐ

脱水症状を防ぐためというのもあるが、乳児や幼児の高熱の場合、大人と違って過度の厚着や部屋温度を上昇は避けなければいけない。

大人の場合は、汗をかいて直すということもあるが、子どもの場合は体温調節機能が未発達で体温が身体にこもりやすい。汗をかかない程度の衣服や布団ぐらいで良いだろう。

もし、汗をかいた場合は、こまめにふきとったり、着替えたりして急激に熱が奪われないようにしたい。

また、身体に過度の負担をかけるお風呂についてもやめる必要があるだろう。

4.安易に解熱剤を使わない

誰も教えてくれない、そして安易な使用は良くないことからやはりこれは判断が難しい。

40℃前後の高熱では使うようにしていたが、看護士さんはそれで適切だと教えてくれた。

40℃前後で解熱剤がないような場合は、救急病院へ車やタクシーで連れて行き解熱剤をもらったほうがいいかもしれないとも思う。

しかし、37℃や38℃の高熱では安易に解熱剤を使わず体の治癒力の働き方を継続して観察する

5.濡れタオルやタオルにくるんだ保冷剤をの活用

解熱剤は安易に使用せず、ぬれタオルやタオルにくるんだ保冷剤で頭や脇、首筋を冷やす昔からの冷却方法は有効だ。

もちろん子どもがいやがる場合は無理にやらない。

また、ぬれタオルや冷却シートは子どもや赤ちゃんの口を決してふさがないよう注意したい。これは命に関わる本当に重要なことだ。

6.熱性痙攣になった場合は動揺せず収まるのを待つ

私はまだ経験がないが、3歳ぐらいまでの子どもではよくあることらしい。

大丈夫な場合も多いが、はじめてでパニックになるぐらいであれば119番通報し対処法を指示してもらうことも考えたほうが良い。

子どもの体温と大人の体温の感覚は異なる

子どもと大人の体温の変化は異なっていて、子どもの場合40℃にすぐにあがったりする。

なので、体温の高さが問題ではなく、脱水症状等のほうが問題になってくる。熱よりもそれによって起こる身体の変化に注意することが重要だ。

なので、40℃近くであっても食欲があって比較的元気な場合は過度の心配は不要だ。もちろん解熱剤等も使用を考え、医師などと相談した方がよい。

しかし、高熱が4日以上下がらない場合や少しでも身体に異変を感じるような場合は、病院にかかる必要があるだろう。

 




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