受験で苦労しない!頭のいい子の育て方

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受験で苦労しないような頭のよい子を育てるにはどのようにすればよいか?

高学歴の親であっても、またはそうでなくても、子どもには勉強で苦労して欲しくないと多くの場合考えるものでしょう。

私も自慢できる学歴などはありませんが、そのような場合であればあるほど逆に子どもには苦労をさせたくないと思うような場合があります。

もちろん、子どもにとって苦労は必要であることは十分承知していますし、長短はあることは十分承知ではありますが、できる限り子どもには勉強では苦労することなく成長してもらい、好きな職業が自由に選べるような大人になって欲しいと考えるところがあります。

さて、受験で苦労しないような頭のよい子を育てるにはどのようにすればよいのでしょうか?

もちろん、簡単ではありませんし、難しい問題ではあると思いますが少し考えてみましょう。

頭のいい子とは?頭のいい子の特徴

まずは、受験で苦労しないような頭のよい子とはどんな子どもでしょうか?頭のいい子どもの特徴について考えてみましょう。

特徴1 自分から進んで読書や勉強を行える。読書や勉強の習慣がついている

頭のいい子は、多くの場合において、「親から勉強や読書をしろといわれたことがない」のような発言をする場合が多くあります。

頭のいい子は、多くの場合において自分から読書や勉強を進んで行うことができるのです。

やはり、親にいわれてイヤイヤ勉強・読書するような子であれば、効率も高まらないでしょうし、頭がいいといわれるような子どもには成長しません。

ということで、頭のいい子は生まれ持った性格で勉強が好きなのでしょうか?

答えはノーでしょう。

もちろん、そのような生まれつき読書・勉強が好きな子どもも多少はいると思いますが、多くの場合においてはそうでないとも思えます。

彼らは勉強が好きでやっているのではなく、勉強が習慣化され、生活の一部となっているのです。

そのため、それをやらないこと自体が気持ち悪い状態になっているのです。

このように、勉強や読書を進んで行う子どもは、読書や勉強が好きという性格や嗜好の問題ではなく、それまでに積み上げてきた習慣によるところが大きいのです。

例え、彼らが読書や勉強がそれほど好きでなくとも、習慣化によって読書や勉強が自然にできるように、逆にしなければ気持ち悪いようになっているのです。

特徴2 自律心や自己管理能力が高く、何事にもまじめに向上心をもって取り組める

頭のいい子といわれる子どもの多くは、周囲からは頑張り屋さんと評価されている場合も多くあります。

そのような頭のいい子どもは、自律心や自己管理能力が高く、何事にもまじめに向上心をもって取り組める特徴を持っています。

これらも生まれ持った性格のようにとらえられることも多いですが、性格のみでできることではなく、これらも親の努力が多く含まれています。

子どもの頃からの親のしつけや訓練によって子どもが自分をコントロールする(律する)ことができるようになっているのです。

このような頑張り屋さんと評価される子どもたちは、読書や勉強などを自分のためなど、努力を行うこと自身でポジティブにとらえている子どもも多いです。

目先の利益や感情に振り回されず、長期の視点から自身の行動をコントロールできているのです。

特徴3 凝り性で誰にも負けないような得意なものや好きなものがある

そのほか、頭のいい子の持つ特徴として、凝り性で誰にも負けないような得意なものや好きなものがあるという場合も多く見られるでしょう。

それらの頭のいい子は、好きなことやハマったことであれば永遠に熱中・集中できるのです。

そのような子どもたちは、それらに熱中し続けることで、集中力を訓練していて、それが勉強に生きるという好循環になっています。

凝れる、のめり込めるということはその間集中力を鍛えている証拠でもあるのです。

これも、上の特徴と同じように生まれ持った才能かといいますと、そうでもない部分も大きいでしょう。

というのも、こういった子どもの親たちは、子どもが熱中できるように子どものまわりの環境を整えてあげている場合が多いからです。

頭のいい子を育てる方法

上では、頭のいい子の特徴について考えてみましたが、それを見ていると頭をいい子を育てる方法というのも何となくわかってくることでしょう。

それをまとめてみると以下のようなものです。

育て方1 子どもにとって最も大切な2つの習慣を育てること

頭のいい子を育てる上で最も重要なことは、子どもによい習慣をしつけの部分まで含めてしっかりと育ててあげることです。

習慣については、もちろんしつけなども重要ではありますが、それらと同じようにとても重要なのが以下の2つの習慣(読書習慣・勉強習慣)でしょう。

重要な習慣1 読書習慣

重要な習慣の1つめは「読書週間」です。

まずは、小さな頃からの毎日の読み聞かせが必要でしょう。

その読み聞かせを通して、読書は楽しいもの、役に立つものと繰り返し教えることです。

なお、子どもがひらがなが読めるようになってきたら音読を始めるとよいでしょう。

音読をする場合で、まだ十分に読めない場合は、親と一緒に音読を行えば構いません。

また、読書や読み聞かせの本は好きな本や絵本でよいですし、本当に好きな本や絵本であれば繰り返し読んでもよいのです。

その他、一般的な本や絵本だけでなく、百科事典や辞書、地図帳などを子どもの身の回りの手の届きやすいところへ配備してやることで、子どもの知識を高めることにつながるでしょう。

重要な習慣2 勉強習慣

もう1つの重要な習慣として、「勉強習慣」があるでしょう。

毎日、決まった時間に勉強を習慣にするのです。

勉強時間としては、例えば、子どもが学校や保育園などから帰ってから1時間などや夕食前の1時間などで決めてしまえばよいのです。

小さな頃から毎日同じ習慣を繰り返すことで、それをやらなければ気持ちが悪いと思えるようにできれば成功です。

実際に勉強を行う際には、だらだらと勉強を行うのではなく、もっとやりたいと思えるぐらいの短時間にしてメリハリを出すのもポイントです。

育て方2 自律心や自己管理能力を育てるためのしつけを行うこと

次の頭のいい子を育てる方法は、自律心や自己管理能力を育てるためのしつけを行うことです。
例えば、以下のようなものをしつけを通じて教えていくのです。

  • あいさつやマナー
  • 早寝早起きなどの時間管理、規則正しい生活
  • お手伝い

実際このようなことは人間が他の人間とコミュニケーションをとりながら生きていく上でとても大事な基本です。

もちろん、子どもの頭のよさなんて関係なくこれらのことは教えていく必要がある基本のことですが、これらのことを教えてことは、子どもの頭をよくする上でも有効なのです。

というのも、子どもたちはこれらのことを身に付いていくなかで自律心や自己管理能力を身に付けていくからです。

そして、自律心や自己管理能力を身に付けた子どもは、習慣の力なども一緒に用いながら自ら決め読書や学習を行っていくでしょう。

育て方3 子どもが好きなこと・熱中できることを全力で探すこと

頭のいい子を育てるためには、抜群の集中力を育てることも重要なことです。

集中力は、勉強だけでなく、スポーツ、習い事、趣味、将来の仕事に至るまでそれらを短期間でマスターするためには重要な要素となるでしょう。

集中力がすぐれた子どもは、同じ時間の勉強や練習であっても、集中力がない子どもの上の成果を出すことができるのです。

さて、子どもの集中力を高めるにはどうしたらよいのでしょうか?
それは、子どもが好きなこと・熱中できることを全力で探しだすことです。

子どもが熱中できることを探し終えた後はそれをとことんできるようにします。

なるべくであれば他のものの方が望ましいですが、たとえテレビゲームであっても、相当に集中して行えるのであれば訓練にならないことはありません。

子どもが好きなもの、熱中できるものを親が見つけたならば、それに専念できる環境を作ってあげるべきです。

できる限り、そのものを取り上げたり、干渉したり、中断させるような邪魔をしてはいけません。

熱中できることを見つけそれに集中させることで子どもの集中力を訓練させることができるのです。

育て方4 子どもの興味にとことん付き合う・探究心を育てること

上の育て方3とも近い話題でありますが、4つめの育て方は、子どもの興味にとことん付き合う・探究心を育てることです。

子どもの興味にとことん親も付き合いながら、集中力だけでなく探究心、とことんそのものを突き詰めることも育ててあげられたらよいでしょう。

そのためには、子どもの興味などに対しては、できる限り実際の経験を通して学ばせてやる、実物を見せることを重視するのです。

身の回りには、博物館や科学館、美術館、図書館、動物園、博物館などがたくさんあります。

都会であればあるほどこれらには恵まれていると思います。

このような体験型施設を有効に使うのでもよいでしょう。

都会の人でなければ、こういった施設への旅行を通じてこれらに触れさせてもかまいません。

これらには、親も含めて、時間とお金がそれなりにかかることです。

しかし、子どもの興味に対して、時間とお金をかけ体験で学ばせてあげることで、とても貴重な勉強になるでしょう。

図鑑や百科事典、地球儀、地図帳などもとても勉強になるものですが、それらとはまた一段違った濃い勉強を行うことができるでしょう。

育て方5 子どもが最大限学べる環境を準備してやること

頭のいい子の育て方の5つめは、子どもが最大限学べる環境を準備してやることです。

子どもに読書習慣・勉強習慣が身に付き、家庭での学習に飽きているような場合や、親が学習のスピードについていけてない、もしくは十分な学習環境を自分では準備できないと感じたような場合は、子どもを塾などに通わせてあげる必要があります。

そのような場合、可能な限り早くから塾に通わせてあげるとよいでしょう。

頭のいい子ほど学校の授業だけでは学び足りないような場合も出てくるため、さらに学べるように親が準備してあげることが必要になるのです。

育て方6 親自身が見本を見せてやること

頭のいい子の育て方の6つめは、親自身が見本を見せてやることです。

これまで書いてきたポイントは子どもへの直接的な教育やしつけでしたが、これは間接的な教育です。

親の背中という間接的な教育です。

間接的ではありますが、もちろん馬鹿にはできない部分が多いのです。

子どもにとっては最も効果的な場合だってあります。

親が読書しないような子どもはやはり読書をしませんし、親が勉強しないような子どもはやはり勉強しませんし、親がテレビばかりを観ているような子どもはやはりテレビばかりを観ているようになるだろうだからです。

読書も勉強も親子一緒に行うことで子どもにも気合いが入りますし、また正しい生活習慣もマナーもあいさつも時間管理も親が手本を見せることが重要です。

たとえ趣味や好きなことに没頭している姿を見せるのも大変効果的な教育です。

好きなことでもそれほど好きでないことでも、また、小さなイベントでも全力で楽しんでやることで手本を示すことも子どもによい影響を与えるでしょう。

何かに没頭している姿・楽しそうに楽しんでいる姿を見せることで子どもにお手本を示すのです。

頭のいい子の育てる上で最も重要なこととは?

上では、いろいろと頭のいい子の育て方について考えてみましたが、これらもふまえてつつ最も重要なこととは何でしょうか?

それについて1つは、子どもに積極的に関わることでしょう。

子どもの教育については塾や習い事など親以外の助けを借りる場面もありますが、それでも多くの場合は、親が積極的に関わる必要のあるものがとても多いことに気が付くでしょう。

読書や勉強の習慣作りにせよ、しつけにせよ、興味のあることの掘り下げにせよ、または塾や習い事に行くことまで全て含めて親の関わり・サポートをとても必要とします。

ほったらかしにしておけば頭のいい子が育つわけではなく、親がお金だけでなく自らの時間もかけながら子どもに積極的に向き合って、関わっていくことが重要になってくるでしょう。

また、もう一つ重要なこととして、子どもの性格や特徴にあった接し方をするということがあるでしょう。

子どもの興味や関心、性格や特徴などは、その子1人ごとに異なるものであり、それらを親が押しつけることはできないものです。

それをやってしまいますと、子どもが本来持っている可能性をつぶしてしまうことだって起こりえます。

子どものそれらをつぶさないようしながら、親が把握していくためには、親子の会話を大事にするしか方法はないでしょう。

子どもが何に興味を持っているか?何をやりたいのか?持っている興味をさらに伸ばすには何を求めているのか?子どもが何に困っているか?など、それらを1つ1つ親子の会話の中からヒアリングしていき、子どもが勉強・読書などに専念できるようにすることが重要なことなのです。




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