子どものわがままや反抗期のイヤイヤ、親のイライラ・ストレスへの14の対処法

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この記事の内容


会社で争わない平和主義の父(パパ)が争うとき

基本、私(筆者・父)は争う事が嫌いです。会社での出世競争などの争いにも全くといっていいほど興味がありません。

好きな仕事がたくさんできて、相応のお給料がもらえれば、それが一番よいと考えているところがあります。

会社の競争(出世競争など)に興味があれば、今こんな文章を書いてないで、仕事を死ぬほどして出世していることでしょう。残念ながら今は出世はしていません(泣)

そんな平和主義な私でも、やはり争うこともあるのです。しかも、家庭でです。

イヤイヤ期を迎えてわがままになった子どもたち(小さなクレーマー)との戦争

だれと争うかというと妻ではありまえせん(停戦状態?降伏状態?)。

イヤイヤ期を迎えてわがままになった子どもたちです。

彼らは2歳や3歳、4歳でまだまだちっちゃくて、常識が身に付いていないのに、自分の正しさは疑いなく主張する小さなクレーマーです。

その彼ら(子どもたち)のわがままやイヤイヤ(反抗期)と日々心理戦を戦うのが父(パパ)の家庭での日課となっています。

子どものわがままや反抗期のイヤイヤはいつから始まるのだろうか?

子どものわがままや反抗期のイヤイヤはいつから始まるのでしょうか?

私(筆者)の子どもの場合は2歳前の1歳7ヶ月から1歳8ヶ月、1歳9ヶ月あたりからではなかったでしょうか?

そのころと言えば、自分のやりたいことができなかったり、もしくは伝わらなかったりして、反抗したり、イヤイヤを連発するようになるころです。

また2歳や3歳になってくるとそれらに加えて、または、それらが終わったとしても自分の意思を通そうとして今度はわがままを言うようにもなっていきます。

本当にこの世代の子どもを持つ親にとっては忍耐を試され始める時期になります。

子どものわがままと反抗期のイヤイヤは親のイライラ・ストレスの原因にも

小さな子どもたちのわがままやイヤイヤ(反抗期)ですが、真っ正面から受け止めていると親のイライラ・ストレスの原因になってしまうこともあるでしょう。

特にまじめな人ほど、子どもたちのわがままや反抗期のイヤイヤにまじめに対処してしまいイライラはつもりやすいのではないでしょうか。

「育児ノイローゼ」や「育児うつ」もこれらもやはり大きく影響しているでしょう。

わがままとイヤイヤ(反抗期)で攻めてくる子どもたち 対処法はあるか?

さて、子どものこれらのわがままやイヤイヤ(反抗期)にどう対処すればいいのでしょうか?

もちろんこの世代のわがままやイヤイヤに対処することは、子どものしつけの部分も大きくかかわってくることとなります。

その子どものしつけの部分も含めていくつか方法(対処法)について考えてみましょう。

子ども(幼児)のわがままやイヤイヤ(反抗期)への効果的な対処法

対処法1 何かをやらせたいときは怒ったり強制したりするのではなく、親子楽しんで行えるような方法を考える・工夫する

この子どものわがままやイヤイヤは親にとっては本当に困ることです。

急いでいるときに限って子どもは急いでくれなかったり、指示に反抗したりなど、本当に親にとって大事なときほど、子どもは問題を起こしやすいものです。

私の場合もそうですが、そのようなときは、それをやるように強く命令したり、怒ったり、おどしたりネガティブな方法を使ってしまいがちです。

そういった方法をつかっても、最初は効果的かもしれませんが、次第に子どもは慣れていき、しまいには言うことも聞かなくなる、または場合によっては反抗するでしょう。

そうなってくると親ももっと強く怒ったり、強くおどしたりなどどんどんと強硬に対処する必要が出てくるのが問題となります。
このような悪いスパイラルに陥るとどんどん状況は悪化するでしょう。

そうならないためには、子どもに何かをやらせるときは、できる限り子どもが強制とは感じないで、楽しむことができるように、または子どもの好奇心を刺激できるように指示を出すことを考えると効果的でしょう。

例えば、以下のような例があるでしょう。

例1 ゲーム形式にしてみる

「速く歩きなさい!」ではなくて、「一緒に競争だよ。よーいドン!」のように、ゲーム形式にしてみます。

例2 親が望ましいと考えるものではなく子どもが好きなものを用いる

絵本の読み聞かせを聞かないときは、親が読みたい絵本を読むのではなく、子どもが好きな絵本を最初に読んでから親が読みたい絵本を読むのように、子どもが好きなものを行動に組み入れます。

例3 子どもの好きな歌やキャラクター、おもちゃを用いる

何かをさせたいときは、子どもの好きな歌やキャラクターおもちゃを用いて楽しそうに行える工夫をします。

対処法2 子どものわがままをとき理解し、親子間の約束の範囲内で少しだけ付き合う

子どものわがままは大きくなればなるほど数が多くなります。

「好きなテレビ番組が見たい。」から始まり「お菓子が買いたい。」「おもちゃが欲しい。」「公園に行きたい」など、ときと時間と場所などを全く考えないでわがままを言うときがあるでしょう。

もし、子どもがわがままを急に言い出したとして、子どものわがままを全て無視することは難しいでしょう。

子どもにとっては、親には全く優しさがないと感じるでしょうし、親にとっても常にわがままに対して怒り散らしているのも精神的に疲れます。

そうならないためにも、ときどきは子どものわがままを少しだけ聞いてあげることも必要となってきます。

しかし、そのときに注意が必要なことは、わがままを全て、かつ際限なく聞くのではなく、少しだけ聞くことです。

そして、それ以上は行わないことを親子間で確認・約束しておくことです。

例えば、「お菓子が買いたい。」だったら「1つだけ、しかも今日だけだよ。次回の買い物のときは買わないよ。」などの確認・約束を親子両者納得した上でしっかりしておくことです。

このように時々わがままにもこたえてあげることで、不満を解消しながら、再々同じようなわがままが生じることを防ぐこともできるでしょう。

対処法3 なぜイヤイヤやわがままがダメなのか子どもにわかりやすく教える

私の場合もそうですが、子どもがイヤイヤやわがままを発した場合、理由を聞いたり、ダメな理由を諭すことなく頭ごなしに叱ってしまうことも多くあります。それで改善していくかといいますと、そうはなりません。

多くの場合、改善することなく、悪化していくだけです。

なぜそうなるのかというと、子どもはいけない理由をそもそも十分に理解していないからということがあります。

子どもも成長して、自分の行動がいけないことだと認識すれば、その事に関連してわがままをいったりイヤイヤをしたり自然としなくなるのです。

それを直すためには、年齢が幼すぎて理解してくれなくとも、また、1回言っただけでは理解してくれなくも繰り返しなぜそのわがままやイヤイヤがダメなことなのか繰り返し子どものわかりやすく理由をつけて説明する必要があります。

もちろん、平行線でも、または、最悪聞いてくれなくてもいい、これを繰り返し行い理解させることがとても重要なことです。

対処法4 我慢することを日ごろから訓練させること

ある程度大きくなってくるとわがままやイヤイヤはだんだんと少なくなってくるものですが、そうならない子どももいるでしょう。

なぜそうなるのかという理由の1つに我慢することを身につけていないということがあるでしょう。

わがままやイヤイヤを行えば、親や大人は従ってくれる、そう覚えた子どもはいつまでもこの幼稚な手段を使い続けるのです。

わがままやイヤイヤを抑えて、しっかりとした節度を持った大人に育てるためには、あえて我慢させることを日ごろから訓練させる必要があるのです。

親は、日ごろお菓子やおもちゃなどを買うだけのお金が十分にある場合であっても、あえて買わず、我慢させる訓練を行う必要があるのです。

そうやって我慢することを覚えさせることで、わがままやイヤイヤを自覚し少しずつなくしていくことにつながるでしょう。

また、我慢することを覚えることで、その1つ1つのことに対するありがたみも実感できるようになります。

いつもわがままを聞いてくれるのが当然だと思っていればそれに対する感謝の心は生まれないでしょう。

おもちゃやお菓子の買いすぎや我慢をすることに慣れていない場合は要注意です。

対処法5 たまには子どものガス抜き(ストレスの発散)も忘れない

子どものわがままやイヤイヤには子どもの側に非がある場合が大半ですが、親に非がある場合も少なくはありません。

子どもに体を使って思いっきり遊ばせず、体力が有り余りフラストレーションがたまっているような場合や、日ごろの生活の中で何らかのストレスが蓄積しているような場合です。

日ごろ溜まったストレスを発散できないような場合は、それをわがままやイヤイヤで表現する場合もあるでしょう。

子どもは、体を使って公園などで思いっきり遊ぶ必要のある世代です。

または、お父さんと格闘ごっこ・相撲ごっこなど激しい遊びでストレスが解消できる遊びも好むものです。

こういったフラストレーションやストレスが蓄積している場合は、外に連れ出したりして思いっきり体を使って遊ばせ、ストレスを日ごろから溜めないようにしておきたいものです。

対処法6 長時間子どもに集中を強制させない

基本、幼児などの小さい子どもの集中力は短時間しかもちません。

例えば、2歳から5歳程度の幼児が10分や20分も集中できればまだよい方です。

子どもがわがままやイヤイヤを発するときの原因として、この過度な集中を強要したときの疲れというのもあるでしょう。

子どもは長時間の集中はできません。

それを親は理解した上で、休憩時間などをしっかりと意識しながらとり、子どもの集中を保ってあげる必要があります。

対処法7 子どもが泣いても動じない・対応を変えない

子どもは自分のわがままやイヤイヤを押し通すために、泣くときもあるでしょう。

例えば、おもちゃなどの何かを買ってもらえそうもないときに泣いて駄々をこねたり、ぐずったりするような場合です。

そのような場合は、決して泣いても親は行動を変えないことです。

最もダメなことは、子どもが泣いたからといってダメとしていたことを許すようなことです。そうなると子どもの勝ちです。子どもは有効な方法として次回も使うことを覚えるでしょう。

親の役目は、子どもが泣いたとしても、このような方法は役にたたないことを子どもに認識させることです。

対処法8 褒める・のせる

子どもはつねに本心からわがままやイヤイヤを行っていないときもあるでしょう。

親の態度や出方をうかがっているだけのときなどです。

そのような本心からわがままやイヤイヤを言っていないようなときは、褒めたり、気分をのせたりしてみることです。

場合によっては、すんなり機嫌をよくするような場合もあるでしょう。

対処法9 親がやって欲しいことをあえて禁止する

子どもは普段当たり前に行動するような行為であっても牛歩作戦(あえてゆっくりゆっくり行動する作戦)やイヤイヤを発することもあります。

例えば、お風呂に入ることだったり、靴を履くこと、保育園・幼稚園に行くようなことにたいしてわがままやイヤイヤを発するような場合です。

そのようなときはあえてやって欲しいことを禁止してみることも1つの手です。

例えば、早く靴を履いて欲しいのに、なかなか行動してくれないようなときは、逆に「もう靴を履かないで!」というのです。

そうすると多くの場合、それに対しても「いやだ!履く!」というふうになるのです。

基本わがままやイヤイヤは本心からそう思っていない場合、単純にわがままやイヤイヤを言いたいだけのときも多いのです。そのようなときには役立つでしょう。

対処法10 子どものイヤイヤやわがままの原因が親にないか確認する

もちろん、子どものわがままやイヤイヤを全て子どものせいにしてはいけないでしょう。

親自身も子どものわがままやイヤイヤの原因が自身にないかを確認する必要があります。

必要以上に急かせていないか?長時間拘束していないか(集中を課していないか)?気を散らせるような原因を作っていないか?子どもに親のわがままやイライラをぶつけていないか?

いつも子どもに対して明るく笑顔で接するよう心がけているか?などです。

そういった親の行動が原因で子どもイヤイヤやわがままを起こさせていることがあることを常に認識しておく必要があるでしょう。

対処法11 逆の立場だったらを考えさせる

わがまま・イヤイヤを言った子どもを叱るとき、取り入れてもよいと思うのが、逆の立場だったらを考えさせることです。

自分がわがまま・イヤイヤを言われたらどう思うか?ということを考えさせるのです。

小さいほどこれは分からないかもしれませんが、繰り返し行うことでできるようになっていくでしょう。

また、この考え方を身につけることで相手の立場に立って考えることにもつながっていきます。

子どものコミュニケーション能力を高めていくことに有効な手段でもあります。

本当に大切なことはどんなに子どもがわがまま、イヤイヤを言ってもやらせる・守らせる

上では11個の対処法について考えてみましたが、最も重要なことは、親が生きていく上で大切だと考えていること(例えば我慢することや人に迷惑をかけないことなど)については、どんなに子どもがわがまま、イヤイヤを言っても、または泣いても、やらせる・守らせることです。

子どもに生きていく上で重要なことを身につけさせてあげることは親にしかできない「しつけ」です。

ある一定の年齢を過ぎてしまうとこの年代のようにしっかりとしたしつけを再度行うことは大きな困難が伴います(大人にはしつけはできません)。

そのためには、しつけをしっかりと身につけることのできる子ども(幼児)のうちに身につけておく必要があるのです。

子どもが大人になって幸せに生きていけるようにしっかりとした「しつけ」を行うことは親の義務でもあります。

次に、親のイライラ(ストレス)への効果的な対処法・解消法について考えてみましょう。

親のイライラ(ストレス)への効果的な対処法・解消法

対処法1 本当に怒る前に!怒ったふりをする

自分の場合もそうですが、毎回毎回本気で怒っていると、または叱っていると本当に疲れるものです。

血圧は上がりそうになりますし、精神的にも大変疲れます。

まじめにやっていると親もストレスをためてダウンしそうです。

そうならないためにも、余り過度に怒り過ぎないことも重要なことです。

そのためには、本気で怒る前に、また子どもに悟られないように「怒ったふり」をし、本気で怒る回数を減らすことも重要です。

対処法2 殴る(サンドバッグを)

自分の場合で実際に行っていて有効であるのがボクシングエクササイズ(ボクササイズ)です。(もちろんボクシングでなくてもよく、格闘技系であればどれでもおすすめかもしれません。)

1時間程度でいいので思いっきりサンドバッグを殴るだけでも日ごろのストレスが大きく消えていくことを感じることができるでしょう。

もちろん場所的・お金的・時間的なことによりだれでも実践出来る方法ではありませんが、強いストレスを抱えている人はストレス解消法として是非試してみて欲しい方法です。

対処法3 全てに感謝する

ストレスを抱えているときほど人は、他者や他の物のせいにしがちです。

そのようなときは自分のせいだとは考えられませんし、ましてやそれらのストレスをもたらす不幸について感謝することなんて絶対にできないでしょう。

しかし、そのままではストレスを今以上に増やすことしかできません。

それらのストレスを軽減するには、視点を変えてあえて感謝してみることの方が有効だったりもします。

抱えているストレスに対して視点を変えてあえて感謝することでストレスが減っていることに気付くことがあるでしょう。

感謝することはなんでもいいのです。

例えば、子どものわがままがひどくなっているときには、「なんでわがままなの?」ではなく、「子どもはわがままを言えるほど成長してくれた!ありがたい!」と置き換えるのです。

とても難しいと感じる人もいるでしょうが、頑張ってでも、また無理矢理でも感謝することで、ストレスから自分を守ることにもつながる場合もあるのです。

時には特別にわがまま・イヤイヤを受け入れてみる(もちろん、わがままであることを十分に諭した上で)

子どものわがままやイヤイヤをなくしていくためには、上で書いたような対処法などを上手に用いながら長い期間をかけて行っていく必要があるでしょう。

子どもを正しくしつけていくためには、親自身の心の安定を保っていることも重要なことです。

親自身がストレスなどでイライラしていると子どもにも必ず悪い影響があるからです。

特にストレスがひどく溜まっているようなときは、とき特別にわがまま・イヤイヤを受け入れてやってももちろんいいのです。

そのようなときは、子どもにわがままであることを十分に諭した上でそれらを特別に受け入れるとよいでしょう。




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